産経WEST

【わが社のオキテ】ブラック“な”企業が就活生のハートわしづかみ…白黒はっきりさせるためオフィス真っ黒

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【わが社のオキテ】
ブラック“な”企業が就活生のハートわしづかみ…白黒はっきりさせるためオフィス真っ黒

真っ黒に塗られたオフィス。まさに“ブラックな企業”だ

 「ブラック企業」ならぬ“ブラックな企業”が就活生の注目を集めている。企業の採用支援事業を手掛ける「トゥモローゲート」(大阪市西区)。会社設立から約4年半、従業員数わずか9人ながら、初の新卒採用には若干名の募集に対し6千人を越えるエントリーがあった。人気の秘訣は自社のオフィスをコーポレートカラーの黒に塗り尽くすといった徹底した差別化戦略だ。ゲーム形式や逆面接を取り入れた選考手法、そして「日本一長い不合格メール」なども就活生のハートをがっちりと掴む。

トイレまで真っ黒

 オフィス入り口のドアを開けると目に飛び込んできたのは、真っ黒な空間。白色に塗られた天井とエアコン以外はデスクなどのオフィス器具、ブラインドを含め部屋全体が黒色で統一されている。オフィスの外にあるトイレのドアや渡された会社案内のカバーまで黒色という念の入れようだ。

 「コンサルティングやマネジメントという複雑な仕事だけに白黒はっきり、できるだけシンプルに分かりやすくしたいとの思いを込めた」と西崎康平社長。

 西崎社長は大学卒業後、採用コンサルティング会社に勤務し、入社2年目には社内最年少で大阪支社長に就任した経歴を持つ。その後、独立してトゥモローゲートを設立し、現在は関西の中小企業を中心に、採用活動の支援を行っている。

 手掛ける仕事は幅広い。広告掲載などを通じた学生集めに始まり、説明会での配付資料やプロモーションビデオの作成、実際の選考から採用後の研修までを一貫して行う。そこで最も力を入れるのは差別化だ。

このニュースの写真

  • ブラック“な”企業が就活生のハートわしづかみ…白黒はっきりさせるためオフィス真っ黒

「産経WEST」のランキング