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西成暴動の余波で敷石のない駅…訪日外国人増加で「南霞町」→「新今宮駅前」に変更

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西成暴動の余波で敷石のない駅…訪日外国人増加で「南霞町」→「新今宮駅前」に変更

 路面電車の阪堺電気軌道は1日、大阪市西成区の阪堺線「南霞町」の停留場名を「新今宮駅前」へ変更した。外国人にもJRや南海電鉄の新今宮駅との乗り換え場所だと分かるように改称した。

 西成地区は近年、料金の安いゲストハウスなどの簡易宿泊所が訪日外国人の人気を集めており、阪堺電軌を利用する外国人も増えている。阪堺によると、この停留場は明治44年に開業。昭和50年代まで存在した「霞町」の南端にあったことから南霞町と名付けられ、103年間親しまれてきた。

 平成2年10月には、大阪府警西成署員の汚職事件などがきっかけとなった第22次西成暴動で放火され、駅舎が焼失。こうした暴動の教訓から、「暴動が発生した際にバラスト(敷石)が投石されるのを防ぐため」(阪堺)、停留場付近には軌道敷にバラストを使ってこなかったという。

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