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【軍事ワールド】韓国軍の竹島防衛訓練は壮大な“喜劇”か…主力戦闘機は故障・共食い整備で「張り子の虎」、疑問視される有事の実効性

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韓国軍の竹島防衛訓練は壮大な“喜劇”か…主力戦闘機は故障・共食い整備で「張り子の虎」、疑問視される有事の実効性

 一方で、「(もともと戦闘機は)飛ばすことができなかったのでは」との指摘もあり、訓練は改めて軍備に対する不信感を増幅させる結果ともなった。というのも、韓国内では戦闘機の“不良整備”が大問題になっているからだ。

共食いされた戦闘機

 その戦闘機は主力戦闘爆撃機F-15Kで、韓国軍は60機を導入。原形となったF-15戦闘機は米マクダネル・ダグラス(現ボーイング)が開発し、米国空軍が大量導入したのをはじめ、日本でもF-15J/DJとして約110機を導入するなど、名機との評価が高い。

 この戦闘機に高度な爆撃能力を加えたのが韓国のF-15Kで、爆弾など兵装搭載能力は約11トン。第二次大戦時の米爆撃機B-29(兵装搭載能力約9トン)を超える能力があるが、朝鮮日報は10月、そのF-15Kについて「『部品の使い回しが度を越している』との指摘が相次いでいる」と強い調子で批判した。

 韓国では「同類転用」と呼ぶこの“使い回し”。故障しても修理部品の在庫がなく、他の機体から使える部品を外してくる「共食い整備」のことだが、F-15Kではこれが過去4年間で528回、1機あたりで8・8回にも達していたことが明らかになった。

 朝鮮日報電子版や世界日報電子版など韓国マスコミが最近一斉に報じたもので、空軍がクォン・ウンヒ議員(新政治民主連合)に提出した国政監査資料によると、F-15Kを含む空軍の主要戦闘機では、共食い整備回数は同期間で1182回。このうち半数近く(44・7%)がF-15Kだったことに関係者は衝撃を受けているという。

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