産経WEST

「型染め」の襖絵、建仁寺に 鳥羽美花さんが奉納、作品展

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


「型染め」の襖絵、建仁寺に 鳥羽美花さんが奉納、作品展

公開された染色画家・鳥羽美花さん(右)制作の襖絵が、建仁寺で公開された。左は建仁寺管長の小堀泰巌氏=28日午後、京都市東山区の建仁寺(志儀駒貴撮影)

 臨済宗建仁寺派(小堀泰巌管長)の大本山建仁寺(京都市東山区)で、小書院の襖(ふすま)絵16面を染色画家の鳥羽美花さん(53)が制作し28日、同寺に奉納した。29日~12月14日に行われる特別展「鳥羽美花-禅を染める」で公開される。

 ベトナムの水辺の風景に着想を得て、モノトーンの「凪(なぎ)」と鮮やかな青を基調とした「舟出」の2作品を制作。型染めと呼ばれる伝統技法で絹織物の白山紬(つむぎ)に染め上げ、表具師が襖に仕立てた。

 開祖栄西の八百年大遠諱に合わせた奉納で、今後は大書院の36面も四季をテーマに制作する。鳥羽さんは「禅とは何かを自らに問い、空間をデザインした。時間や季節の移ろいを感じてもらえれば」と話した。

「産経WEST」のランキング