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【キラリ】色鮮やかな「カラフル漆器」が人気…使いやすさも抜群「もっと身近に感じて」

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【キラリ】
色鮮やかな「カラフル漆器」が人気…使いやすさも抜群「もっと身近に感じて」

カラフルな漆器「Urushi no Irodori」シリーズを展開している漆工芸作家の阪本修さん=奈良市雑司町

 奈良市の漆工芸工房「漆芸」はピンクや黄、緑、青、紫、グレーの6色の漆器「Urushi no Irodori」シリーズの販売を始めた。

 「漆芸」代表の阪本修さん(34)は石川県輪島市の漆工芸の専門学校で学んだ後、東京で蒔絵(まきえ)の人間国宝、室瀬和美さんのもとで修業した。漆器といえば黒、赤の2色で高級なイメージがあるが、若い世代に身近に感じてもらおうとあえてカラフルな色合いを展開しようと考えた。

 通常は木に漆を塗り、研ぐ作業を交互に繰り返して手間暇かけるが、手頃な値段にしようと、仕上げの美しさや丈夫さを追求しながら工程を半分に減らした。

 長野県松本市で5月に開催された全国最大級のクラフトフェアに出品したところ「使いやすい」などと好評で、1日で50個を完売した。改良を重ね、11月から海外からの宿泊客が多い京都市内のホテルなどで販売している。

 コップ(直径約7センチ、高さ8センチ)は1個3700円(税抜き)、小皿(直径約11センチ)は1枚2800円(同)。阪本さんは「丈夫で保温性も高い漆器の良さを感じてほしい」と話している。

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