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【メガプレミアム】SFの世界が現実に、米が「空中空母」開発…無人機の発射・回収、空中給油で「戦闘の形」が変わる

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【メガプレミアム】
SFの世界が現実に、米が「空中空母」開発…無人機の発射・回収、空中給油で「戦闘の形」が変わる

 このグローバルホークは偵察用だが、無人機にはプレデターにヘルファイア対戦車ミサイル搭載して発射能力を持たせたMQ-1、いわゆる武装プレデターも存在し、アフガニスタンやリビアで実戦投入された。そうした運用で得た課題を洗い出した結果が、「より遠く、より長時間」の飛行を可能とするための空中空母プロジェクトにつながったとみられる。

アイデア募集

 ところで、DARPAが求めている空中空母は、SF作品に登場するようなものでもなければ、現在の空母を小型化して空を飛ばすようなものでもない。実現に向け募集するアイデアには条件がある。

 まずは、開発コストの低減のため、既存の大型航空機を改造して製造できること。さらに必須能力として無人機の発射(射出)と回収が可能なこと。つまりは、C-130輸送機など現在米軍が持つ大型航空機を改造して、4年以内にデモ飛行が行える計画を提出せよというものだ。

 そんな条件だから、実現したとしても空中空母に“斬新な見た目”は期待できないかもしれない。むしろ求められているのは外形ではなく、無人機回収のための遠隔操作や誘導システムともとれる。既存の航空機を改造した空中空母に近いものは、これまでにも開発されてきたが、DARPAはそれらを超える奇抜な発想を求めているのは間違いない。

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