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【衆院選】「投げ出し」批判を回避…橋下氏、松井氏、衆院選出馬断念 

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【衆院選】
「投げ出し」批判を回避…橋下氏、松井氏、衆院選出馬断念 

維新の党共同代表の橋下徹大阪市長

 維新の党共同代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎大阪府知事は23日夜、大阪市内のホテルで開いた松井氏の後援会パーティーで、衆院選への出馬を断念したことを明らかにした。橋下氏は「出馬はしないが大阪都構想を実現させる」と、看板政策を優先させたことを強調。両氏はそれぞれ大阪3、16区からの立候補を検討していたが、現職にとどまって来春の統一地方選の陣頭指揮にあたり、都構想実現に必要な府市両議会での過半数の議席確保を目指す意向を示した。

 維新は前回衆院選で、都構想への協力と引き換えに公明候補者がいる大阪、兵庫の6選挙区への候補者擁立を見送ったが、維新幹部によると今回も見送る。

 橋下氏は「どうすれば大阪がもっとよくなるのかと考えた。今回は出馬せずに統一選を戦おうという結論になった」とあいさつ。松井氏は「一挙に国政で勝負するより地道に一歩ずつ統一選を目指すと覚悟した」と述べた。

 さらに、前回衆院選後に都構想の議論の進め方をめぐって公明と対立し、都構想の協定書(設計図)議案が10月、府市両議会で否決されたことを念頭に、「他会派に頼らなくても都構想を実現できる地盤を作りたい」と語った。

 橋下氏は公明が姿勢を転じて都構想に協力しなければ、公明の佐藤茂樹大阪府本部代表(55)の選挙区である大阪3区、松井氏は北側一雄党副代表(61)の選挙区である大阪16区から出馬する可能性を表明。橋下氏は15日の街頭演説で「公明の議席を取り、市長、知事のダブル選挙に勝ち、統一地方選(府議選と市議選)にも勝って公明と話すしかない」と強弁していたが、任期を約1年残しての辞職は「投げ出し」の批判が避けられず、党内からも反対の声が相次いでいた。

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