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【3歳女児ネグレクト】真冬に裸足で…「異変」目撃相次ぐ 逮捕の両親、葬儀で号泣も

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【3歳女児ネグレクト】
真冬に裸足で…「異変」目撃相次ぐ 逮捕の両親、葬儀で号泣も

 3歳の長女に十分な食事を与えず、育児放棄(ネグレクト)の末に衰弱死させたとして、義父の大工の男(22)=大阪府茨木市西河原北町=と同居の妻で実母の無職少女(19)が殺人容疑で逮捕された事件。自宅周辺ではやせ細った長女が寒空に閉め出される姿もたびたび目撃されていたという。

やせた姿…「ママ、家に入れて!」

 昨年12月、近所に住む40代女性は、自宅の玄関前で立っている長女を目撃したという。薄い長袖シャツにレギンス、はだしだった。「お母さんはどこ? 寒いから部屋の中に入りな」。話しかけたが、長女は返事をせず、動かなかったという。

 今年2月には、閉め出されたのか、ベランダで「ママ、入れて!」と叫んでいた姿も見かけた。長女について「とにかく、すごくやせた子だった」と振り返った女性は、亡くなったこと、両親が逮捕されたことを記者から知らされると、言葉を失った。

 周辺ではこのほか、ベランダの手すりに両手を粘着テープで結びつけられた長女の姿を見た住民もいるという。

 府警によると、長女は19歳の少女の実子で、昨年4月から、大工の男と同居が始まった。同年10月、茨木保健所での健康診断では体重は11・4キロで、「難病で発育が遅くなりがちな子供としては問題ない範囲」(同保健所)だったという。

 だがわずか8カ月後、長女は体重約8キロにまでやせ細って死亡した。司法解剖などの結果、食事を与えないなどの育児放棄が始まったのは今年2月からとみられる。

 6月、自宅で営まれた長女の葬儀。参列した親族によると、号泣していた少女に亡くなった理由を尋ねると、「現実を受け止められない。私は虐待なんかしていない」と話したという。

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