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「悲しみや苦しみ あの日のまま」 奈良・小1女児殺害から10年 有山楓ちゃんの父が手記

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「悲しみや苦しみ あの日のまま」 奈良・小1女児殺害から10年 有山楓ちゃんの父が手記

有山楓ちゃん(遺族提供)

 小林元死刑囚の死刑執行から1年9カ月が経とうとしています。裁判は私たちが求めたものとなりました。しかし、小林元死刑囚が真摯(しんし)に罪を受け止め8年余りを過ごしたのか、楓の無念を少しでも晴らしてやれたかは今も分かりません。楓の命が奪われただけでなく、数多くの恐怖や苦しみを受け、そして多くのものを失いました。これを一つずつ乗り越えてこそ初めて区切りといえるのだろうと思います。

 今も子どもが被害にあう事件が後を絶ちません。子どもの安全を守るには地域の繋がりが不可欠です。そこから親も子も安心感が生まれるのだと思います。罪のない子ども達が被害にあう事件が二度と起こらない、子ども達の笑顔のあふれる『安心・安全』な社会になることを心より願います。

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