産経WEST

【関西の議論】〝号泣県議〟続報「議員特権にあぐら」トイレ修理、PTA祝儀…まだまだ出てくる不自然な〝政治とカネ〟

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【関西の議論】
〝号泣県議〟続報「議員特権にあぐら」トイレ修理、PTA祝儀…まだまだ出てくる不自然な〝政治とカネ〟

兵庫県議の政務活動費訂正額と主な内容。旅行代のほか、絵画や高額なソファの購入など不適切な支出が次々と噴出した

 これらの問題に対し、議会側は「切手は確実に管理されている」として訂正の必要なしと判断。ただ、市民オンブズマンから他の議員ら7人とともに住民監査請求の対象になっているため、「監査請求の結論を踏まえて対応する」と保留扱いになった。

 水田氏についてはその後も新たな問題が浮上した。昨年4~11月、選挙区に当たる兵庫県姫路市内の小学校の入学式と運動会、音楽会、同市内の中学校の校舎完成式で、PTAに政活費から毎回5千円、計2万円を支出していた。

 収支報告書に添付された領収書には「会費」、備考覧に「校区の課題について意見交換」などと書かれていたが、この問題を追及している県議は「実態は祝儀だった」と訴える。

 祝儀だとすれば、公職選挙法で禁じられた選挙区内での寄付行為にあたる可能性もある。水田氏は関係者に「弁当やお茶などを提供されるので、事前に5千円払った。地域の人と(地域の問題について)十分話し合いができた。支出は妥当だ」と説明したという。

 PTAが金を受け取った小学校の教頭は取材に「会費として受け取ったと認識している」と答えた。

宿泊費まで支給

 「議員特権にあぐらをかいているのでは」。市民オンブズマン兵庫の森池豊武代表(67)は10月30日、県庁での記者会見でそう語った。

 森池氏が指摘したのは政務活動費ではない。県議が本会議や常任委員会で登庁する際にホテルなどに泊まった宿泊費だ。県条例に基づき、一律で1泊1万6500円が支給される。

 森池氏はこの日、昨年度に31人に支給された宿泊費計189万8千円の返還を求めて住民監査請求。「電車を使えば1時間程度で帰宅できる議員に支給された宿泊料は違法、不当」と主張しており、神戸市や阪神間、姫路市などに住む議員11人の計約110万円が該当するとしている。

このニュースの写真

  • 〝号泣県議〟続報「議員特権にあぐら」トイレ修理、PTA祝儀…まだまだ出てくる不自然な〝政治とカネ〟
  • 〝号泣県議〟続報「議員特権にあぐら」トイレ修理、PTA祝儀…まだまだ出てくる不自然な〝政治とカネ〟
  • 〝号泣県議〟続報「議員特権にあぐら」トイレ修理、PTA祝儀…まだまだ出てくる不自然な〝政治とカネ〟

「産経WEST」のランキング