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【関西の議論】〝号泣県議〟続報「議員特権にあぐら」トイレ修理、PTA祝儀…まだまだ出てくる不自然な〝政治とカネ〟

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【関西の議論】
〝号泣県議〟続報「議員特権にあぐら」トイレ修理、PTA祝儀…まだまだ出てくる不自然な〝政治とカネ〟

兵庫県議の政務活動費訂正額と主な内容。旅行代のほか、絵画や高額なソファの購入など不適切な支出が次々と噴出した

 兵庫県の野々村竜太郎元県議(48)が政務活動費の不自然な支出を繰り返していたことを受け、県議会が全議員87人の政活費収支報告書(平成23~25年度分)を調査した結果、24人と1会派に計約490万円の不適切な支出があったことが分かった。ただ、妻との〝観光旅行〟や事務所のトイレ修理費に支出した議員は報道陣の前に姿をみせず、別の議員は自分の会社から大量に切手を買った点が「訂正の必要はなし」とされた。野々村氏の号泣会見をきっかけに世間の耳目を集めた地方議員の「政治とカネ」をめぐる疑惑は、兵庫県議会だけでも次々と噴出。有権者が厳しい視線を向けても、センセイ方の「甘い姿勢」は変わらないのか。(牛島要平)

妻と旅行、海外で絵画を購入…でも、コメントは紙1枚のみ

 「政務活動費の県民への説明責任については、私自身の甘さがあったことは否定できません。改めておわびを申し上げます」

 政活費収支報告書の調査結果が公表された10月10日、加茂忍議員(62)=自民党=のコメントとして1枚の紙が報道陣に配布された。謝罪の言葉がつづられていた。

 議長経験もあるベテラン議員である加茂氏。3月に妻と熊本県の「田原坂資料館」や「天草キリシタン館」を訪問した際の宿泊費や、平成24年に視察で訪れたインドネシアでの絵画購入費などに政活費を充てたことが判明していた。説明責任が強く求められる立場なのに、これまでに記者会見を一度も開いていなかった。

 自民党議員団の石川憲幸幹事長(59)は10日、報道陣にこう告げた。「弁護士によると、加茂氏は7日から入院している。定期的な健康診断で問題が見つかり、検査入院らしい」

 6日の本会議には姿をみせていただけに、報道陣の間に失笑も広がった。

次々あきれる弁明「私の経営する会社の年商に比べれば少額。だから…」

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