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「住宅買い控え続く」 再増税不透明で 10月の新築戸建て受注前年割れ 大和ハウス工業など

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「住宅買い控え続く」 再増税不透明で 10月の新築戸建て受注前年割れ 大和ハウス工業など

 大手住宅メーカーの大和ハウス工業と積水ハウスが10日発表した10月の新築戸建て住宅の受注速報は、いずれも前年同月の実績を割り込んだ。パナホームは前年同月比で13カ月ぶりにプラスへ転じたが低水準にとどまり、4月の消費税増税前の駆け込み購入の反動減の影響が残る結果だった。10%への再増税の最終判断がまだ行われていない中、「住宅の買い控えが続く」との懸念がメーカーから上がっている。

 住宅3社の10月の受注実績は、大和ハウスが前年同月比4%減で12カ月連続マイナス、積水ハウスが同8%減で13カ月連続のマイナスとなった。

 パナホームは同5%増で昨年9月以来、13カ月ぶりのプラス。ただ、一昨年の10月と比べ13%減の水準で「厳しかった点に変わりない」(同社)とみている。

 戸建ての駆け込み需要は昨年9月がピーク。住宅の引き渡しが今年4月以降でも昨年9月までに契約を済ませば、消費税率は5%が適用されたためだ。

 住宅業界では、反動減の影響は「10月以降に改善するのではないか」(積水ハウスの阿部俊則社長)との見込みもあったが、「いつまでこのレベルが続くか予測がつかない」(大和ハウスの大野直竹社長)といった弱気の声も出始めた。

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