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「常識を覆した」蒸しカキが民事裁判に…

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「常識を覆した」蒸しカキが民事裁判に…

 旬を迎えた瀬戸内の名産をめぐり法廷闘争に-。冷凍蒸しカキの製法の特許権を侵害されたとして、広島県の加工業者がライバル社に対し、製法の使用差し止めや総額4千万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。第1回口頭弁論が7日開かれ、ライバル社側は争う姿勢を示した。

 原告は福山市の「卜部産業」などで、ライバル社は「クニヒロ」(同県尾道市)。訴えによると、原告側は、高湿度の蒸気を発生させて加熱、冷凍する製法を確立、昨年9月に特許として登録された。

 熱を加えたり冷凍したりしたカキは長年、生に比べて身が硬く味が劣ると言われていたが「常識を覆した味」と評判になり市場規模が拡大。クニヒロは今年2月に同様の製法を導入し、冷凍蒸しカキの販売を始めたという。原告側は「市場を独占する利益を侵害された」と訴えている。

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