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【関西の議論】「なぜカジノがダメでパチンコは許されるのか」橋下市長、井戸知事にかみつく…「タレント」対「官僚」因縁バトル再び

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【関西の議論】
「なぜカジノがダメでパチンコは許されるのか」橋下市長、井戸知事にかみつく…「タレント」対「官僚」因縁バトル再び

カジノ誘致をめぐって〝激論バトル〟を繰り広げている橋下徹大阪市長(左上)、松井一郎大阪府知事(左下)の維新コンビと井戸敏三兵庫県知事 カジノ誘致をめぐって〝激論バトル〟を繰り広げている橋下徹大阪市長(左上)、松井一郎大阪府知事(左下)の維新コンビと井戸敏三兵庫県知事

 実際にシンガポールのIRを視察し、カジノの雰囲気がいかにギャンブルかを実感した経験がある井戸氏。青少年への悪影響を懸念する思いは強く、20日の定例会見で「パチンコは兵庫だけでなく全国津々浦々にある。これから認めるか認めないかを議論しているカジノとは一緒にはできない」と改めて主張した。

 “場外バトル”はもう止まらない。松井氏は29日の定例会見で「『全国一律こうだから、もうできあがっているものは仕方がない』と。理想だけの、まさに霞が関の役人の発想だ。政治的センス全くなし」と官僚出身の井戸氏を断罪した。

ヒートアップのワケ

 なぜ、こうもヒートアップするのか。

 それは、規制を徹底的に排除しようとする維新の立場と、規制をかける官僚の立場は基本的な考え方が真逆で、維新の2人からみると、井戸氏が「前例踏襲型の典型的お役人」に映るからだ。

 対する井戸氏は手堅い手腕で実績を積み重ね、地方自治に精通した「行政のプロ」を自負しているだけに、派手なパフォーマンス型の政治姿勢を嫌う傾向が強い。

 シンガポール視察で「カジノ=悪」と確信を深め、「カジノがないIRを作ればいい」と主張する井戸氏に対し、松井氏は「それが成り立つなら結構だが、成り立たない。世の中に絶対安全はない。一定のリスクがありながら、いかに日本や大阪を豊かにしていくか、そのバランスを取るのが政治家。リスクを嫌い、前例踏襲で一歩踏み出せないのが役所、役人だ」と指摘。「そもそも(井戸氏は)リスクを取った人生を送っていないでしょう」とまで言及した。

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