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ネット出願もう普通 27年度入試 私大3割、国立は3大学が初導入

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ネット出願もう普通 27年度入試 私大3割、国立は3大学が初導入

 大学入試の出願にインターネットが使われ始めて15年。平成27年度入試では、初めて国立3大学がネット出願を導入し、私大では3割が活用するなど普及が急速に進んでいる。受験料割引とセットで導入し、志願者獲得につながったケースもあるが、目新しさが薄れている点は否めない。大学側は生き残りをかけ、新たなアピールポイント探しが求められている。(藤原由梨)

ついに3大学が

 27年度入試でネット出願を導入するのは広島大と愛媛大、お茶の水女子大。公立大では25年度に三重県立看護大が導入しているものの、国立の総合大としては初めての試みという。ネットを利用すれば、専用のウェブページから24時間出願が可能で、クレジットカードやコンビニでの受験料の支払いができるなど、受験生にとって利便性が高い。

 広大では一般入試だけでなく、志望理由書や小論文、面接で合否を判断するAO(アドミッションズ・オフィス)入試でもネット出願を受け付けた。10月締め切り分では、728件中、約13%に当たる97件がネット出願で、29年度入試からはネット出願への完全移行を目指す。入試担当者は「“国立大初”という宣伝効果も踏まえ、導入を決めた」という。

 これまで国立大でネット出願が行われなかった理由について、広大の担当者は「国立大は足並みをそろえる風潮があった」と指摘。ただ、すでに複数の国立大から問い合わせがあり、「国立大でもネット出願は広がっていくだろう」と予測する。

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