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目指せ「虐待死ゼロ」 警察OBの弁護士が法改正求め署名活動 2日神戸・三宮で

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目指せ「虐待死ゼロ」 警察OBの弁護士が法改正求め署名活動 2日神戸・三宮で

児童虐待防止へ奔走する後藤啓二さん

 子供の虐待死ゼロを目指し、警察OBの弁護士が児童虐待防止法の改正を求める運動を始めた。元警察官僚の後藤啓二氏(55)=兵庫県弁護士会=で、これまでの豊富な経験から、現行法について「虐待の疑いのある子供の情報共有や見守り、関係機関の連携が義務付けられていない」と指摘する。趣旨に賛同する支援の輪は犯罪被害者の会や医師らにも広がり、2日には児童虐待防止推進月間(11月)に合わせ、神戸・三宮センター街で署名活動が行われる。

 後藤氏は、警察庁でストーカー規制法や児童ポルノ禁止法の立案、制定に携わり、大阪府警生活安全部長などを歴任。退官後はNPO法人「シンクキッズ-子ども虐待・性犯罪をなくす会」を立ち上げ、「法律家が書いた子供を虐待から守る本」(中央経済社)を著すなど、子供にまつわる問題の専門家だ。

 これまでにも、児童相談所(児相)の人手不足を補う方策として、全国に約8万人いるとされる地域警察官を活用し、虐待家庭の見守りを行うことなどを提唱している。

 こうした中、現行の児童虐待防止法が定める児相や市町村、警察の連携は臨検・捜索など場面が限られており、普段の活動については言及がないと指摘。関係機関が虐待情報を共有し、人手を出し合って対応するよう法改正を求める。

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