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【メガプレミアム】消えた「メリーズ」…中国人買い占め、転売で〝ボロもうけ〟 ついに捜査のメス

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【メガプレミアム】
消えた「メリーズ」…中国人買い占め、転売で〝ボロもうけ〟 ついに捜査のメス

兵庫県警に逮捕された中国人の男らが日本国内で買い集めた紙おむつを保管していた倉庫。窓ガラスの内側に花王のメリーズがぎっしりと積み重ねられていた=兵庫県明石市

〝ブローカー〟多数出現

 中国人による日本製紙おむつの買い占めは以前からささやかれていた。中でも、爆発的な人気を集めている紙おむつが花王のメリーズだ。口コミで人気が広がっていったとみられる。

 同社広報部によると、メリーズは高い通気性から、「肌に優しい」と中国で人気が高い。平成21年に中国への輸出が始まり、一昨年1月からは中国での生産も開始した。しかし昨年半ばごろから、メリーズの品薄が常態化するようになった。

 中国では、倍以上の値段で取引されることもあるという。経済的に豊かな富裕層が中心となって買い求めるため、すぐに売り切れるというのだ。

 中国の「一人っ子政策」や経済成長の影響で、子供のためなら出費を惜しまない家庭が増えているのも影響しているようだ。「子供には、自国製よりも世界的に信頼される日本製が安心だ」という親心が働いているという見方が強い。

 中国と日本での価格差に中国人が目を付け、日本国内でメリーズを買い占め、中国に転売する〝ブローカー〟が生まれたのだ。やがて日本全国でメリーズ買い占めの動きが広がるようになった。

 小売店側も買い占めの防御策として、購入制限を求めている。しかし、満足する量を買えない中国人客から店員が暴力をふるわれるなど、トラブルになるケースもあるという。

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