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【日本シリーズ】半世紀前の御堂筋シリーズは「閑古鳥」…東京五輪の影響で関心今ひとつ

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【日本シリーズ】
半世紀前の御堂筋シリーズは「閑古鳥」…東京五輪の影響で関心今ひとつ

【プロ野球日本シリーズ阪神対ソフトバンク第1戦】半世紀前はさびしかったスタンドも、今回は虎ファンがどっと押し寄せた=25日、阪神甲子園球場

 阪神の本拠地、甲子園球場で日本シリーズが開幕するのは昭和39年以来、50年ぶりとなる。このときの相手はソフトバンクの前身、南海ホークスで、史上初の関西対決となったが、開幕間近の東京五輪の影響を受け、第1戦の観衆は2万人足らず。超満員の観客が予想される平成26年の甲子園とは全く違う雰囲気だった。

南海と関西対決

 「活躍しても新聞の1面にならん。お前らは運がない」。阪神との決戦を前に、当時の南海の鶴岡一人監督は選手にそう語ったという。それぞれの親会社の電鉄ターミナルが梅田と難波だったことで「御堂筋シリーズ」と呼ばれたシリーズの開幕は10月1日。東京五輪の開幕を9日後に控えていた。

 この年のプロ野球は五輪に配慮した日程で行われ、日本シリーズは当初、9月下旬開幕の予定だった。しかし、例年より早い3月中に始まったペナントレースは大混戦となり、阪神が大洋(現DeNA)との接戦を制してリーグ優勝を決めたのが9月30日。いまでは考えられないが、五輪までの日程消化を優先し、シリーズはその翌日の開幕となったのだ。当時の阪神の内野手で、後に監督を務めた安藤統男さん(75)は「ビールかけもできず、合宿所で乾杯だけしたのを覚えている」と振り返る。

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