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重文の両界曼荼羅図を公開 京都・東寺

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重文の両界曼荼羅図を公開 京都・東寺

報道関係者に公開された両界曼荼羅図=24日午後、京都市南区の東寺(恵守乾撮影)

 世界文化遺産の東寺(京都市南区)が所蔵する重要文化財「両界曼荼羅(りょうがいまんだら)図(元禄本)」が、真言宗の秘儀が行われる境内の道場「灌頂院(かんじょういん)」で初めて公開されることになり、24日、報道関係者に公開された。

 両界曼荼羅図は胎蔵界と金剛界の2幅あり、いずれも縦4・1メートル、横3・8メートルの絹本著色(けんぽんちゃくしょく)。胎蔵界に414尊、金剛界に1461尊の仏が描かれ、真言宗の宇宙観を表している。

 空海が大陸から持ち帰った曼荼羅の4回目の転写として、元禄6(1693)年に制作された。宮中の正月行事を由来とする真言宗の最高儀式「後七日御修法(ごしちにちみしほ)」(1月8~14日)で現在も使われている。

 今回は儀式時と同様、胎蔵界と金剛界を向かい合わせにして展示。劣化を防ぐため自然光を遮り、紫外線を含まない発光ダイオード(LED)で照らす。

 公開は10月31日~11月9日。問い合わせは京都古文化保存協会((電)075・561・1795)。

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