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【猛虎の日本Sを振り返る】(3)1985年の対西武 神様・バースが管理野球を粉砕

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【猛虎の日本Sを振り返る】
(3)1985年の対西武 神様・バースが管理野球を粉砕

 21年ぶりのリーグ優勝を果たし、社会現象にもなったこの年の阪神。広岡監督率いる「管理野球」の西武を粉砕し、夕闇迫る西武球場(現西武ドーム)で吉田義男監督が宙に舞った。

 三冠王のバースをはじめ、真弓、掛布、岡田と30本塁打以上の打者が4人。バースは徹底マークされると予想されたが、それをはね返した。

 敵地で迎えた第1戦は0-0で迎えた八回、走者を2人置いて、当時22歳の工藤から決勝の3ラン。第2戦は1点を追う四回に逆転の決勝2ラン。結局、バースは3本塁打、9打点、打率3割6分8厘とシリーズでも三冠王という暴れっぷりで、最高殊勲選手に輝いた。

 もちろんバースだけでなく、掛布や真弓、この年に大洋(現DeNA)から移籍してきた35歳の長崎も2本ずつアーチをかけた。掛布は2勝2敗で迎えた第5戦の一回に3ラン、長崎は優勝を決めた第6戦の先制グランドスラムと活躍した。

 投手陣も第1戦で完封した池田、胴上げ投手になったゲイルら先発陣、福間、中西ら救援陣ともに力投を披露した。

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