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「いろいろな生き方知って」 高校中退者向け塾運営の一般社団法人がサイト開設

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「いろいろな生き方知って」 高校中退者向け塾運営の一般社団法人がサイト開設

「ヒラケゴマプロジェクト」を開設した山口真史さん(左)ら「TOB塾」のスタッフ

 兵庫県西宮市で高校中退者向けの個別学習塾「TOB(トブ)塾」を運営する一般社団法人「new-look」が、高校中退後、社会で活躍する人らのインタビューをまとめたインターネットサイトを開設した。高校中退者らに進路の参考にしてもらうことが狙い。代表理事の山口真史さん(33)は「“高校中退=人生が終わり”という考えを持つ人は多いが、いろいろな生き方があることを知り、今後を生きるためのヒントをつかんでほしい」と話している。

 サイトは「ヒラケゴマプロジェクト」。未来が開けるようにとの願いを込め、親しみやすい響きの言葉を選んで名付けた。

 サイトには、翻訳会社を経営している男性(29)や、子育てをしながらIT企業に勤める女性(32)ら高校中退後、社会で活躍する5人のインタビュー動画をアップ。それぞれ中退後の生活や大学進学を目指した際のモチベーションなどについて語っている。また、「夢を持ち続けることが大切」などとのメッセージも寄せられている。

 山口さんが昨年6月に開いた「TOB塾」では、約10人の高校中退者らが大学進学などを目指して学んでいる。昨秋、同塾ボランティアスタッフの大学生が、「学校に行かないことも1つの生き方。世の中にはいろんな生き方があっていいことをもっと発信したい」と話したことなどをきっかけにサイトを開くことを決めた。

 インタビューや構成などサイト作成はボランティアスタッフや塾の生徒らが主体となって進め、高校中退者が増えるとされる9月にオープンした。

 サイトは今後も更新される予定で、山口さんは「高校中退後も前向きに楽しく生きている人がたくさんいることを知って、『自分もがんばろう』と思うきっかけになってほしい」と話している。

 URLは、http://hirakegoma.new-look.jp

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