産経WEST

【ベテラン記者のデイリーコラム・「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】「岡田の再登板…どや?」オーナーの本音と、和田監督進退めぐる舞台裏

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【ベテラン記者のデイリーコラム・「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
「岡田の再登板…どや?」オーナーの本音と、和田監督進退めぐる舞台裏

和田豊監督が退任した場合、次期指揮官として最有力視されている野球評論家の岡田彰布・元監督(左)=甲子園球場(岡田亮二撮影)

 恋人の名は岡田彰布-。球団側の「和田監督続投」具申を保留し続けた阪神・坂井信也オーナーの意中の人が、2005年リーグ優勝監督の岡田彰布氏(56)=元阪神監督、前オリックス監督=の7年ぶり復帰であることが判明しました。監督人事の権限を持つオーナーの意向ですが、それでも一本化には至っていません。CS2位進出&CSを勝ち抜いた際の和田豊監督(52)続投も視野に入れて、本社-球団首脳はなおも熟考中です。和田監督続投か、岡田新監督か、はたまたドンデン返しか…。舞台裏を覗きましょう。

あれだけ提言したのに…“晩夏のスタミナ切れ”

 9年連続のV逸が決まった阪神は、またしても夏場以降の急降下を防げませんでした。あまりにもむなしい秋の風に、ファンもため息しか出ませんよ。「我慢の8月、勝負の9月」と言い続けていた和田監督にとっては、痛恨の“晩夏のスタミナ切れ”ですね。

 しかし、3位以内の可能性は高く、CSに出場し、逆転日本一の可能性は残ります。144試合の最後まで、CS本拠地開催権のある2位を目指さなければなりません。広島をかわして2位になれば、CSは本拠地・甲子園球場で開催です。5億円を超える興行収入が入ってきますからね。最後の最後まで頑張らねばなりません。和田監督は自身の進退を賭けた戦いとも言えるでしょう。

 そうです。戦いの舞台裏で、注目されているのが来季監督の名前ですね。このコラムでも書き続けていますが、南信男球団社長は「来季も和田監督の続投」を坂井信也オーナーに具申し続けてきました。それこそ1カ月以上…。しかし、坂井オーナーら本社首脳は答えを保留。和田続投は宙に浮いたまま、いよいよシーズン終了間際まで来たのです。

 坂井オーナーはなぜ和田続投を保留するのか。答えはハッキリしていますね。意中の人がいるからです。“坂井の恋人”の名は「岡田彰布」です。

 実は、和田監督の続投を検討する際、本社と球団首脳間ではさまざまな来季監督候補の名前が出されたそうです。続投との比較論のなかで…。そうしたやりとりの中で、坂井オーナーは「岡田の再登板でどや?」と球団側に伝えたといいます。

JFK確立の手腕、オリ時代に交流戦で初V…球団経営を考えれば…でも問題が

関連トピックス

「産経WEST」のランキング