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大阪府教委「難易度別入試」導入へ 国数英を3段階で

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大阪府教委「難易度別入試」導入へ 国数英を3段階で

 国際社会で通用する「使える英語」の習得を目指している大阪府教委が平成29年度の府立高入試で予定している英語入試改革に合わせ、英語、国語、数学の主要3教科で難易度別に3種類に分けた入試問題を導入する方針であることが26日、分かった。幅のある生徒の学力に対応するのが狙い。文部科学省などによると、公立高入試に難易度別問題を採用するのは全国初とみられる。

 この日の記者会見で中原徹教育長が明らかにした。

 府教委は、受験生に英語力の習得への意識を高めてもらうことを目的に、現在の中1が受験する29年度の英語入試から国際関係学科がある高校などで、設問が全て英語の問題を採用する方針だ。ただ、問題が難化すれば全ての生徒に対応できないとして、難易度を3段階に分けた入試問題を用意。国語と数学も同様に3レベルの問題をそろえ、学校が選べるようにする。

 英語ではリスニングの配点割合を現在の5分の1程度から3分の1程度に高め、ライティングと合わせて総得点の半分を超えるように変更。「読む・書く・聞く」の3技能がほぼ均等になるようにした。

 また、英検やTOEFL(トーフル)などの外部検定の入試への反映方法も示された。英検では準1級、TOEFLでは60点を取得していれば入試で満点に換算される。中原教育長は「入試が変わらなければ学校が変わらない。入試は生徒に一番分かりやすいメッセージだ」としている。

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