産経WEST

病院敷地内に美術館 入院患者らの心のケアに 兵庫・西宮

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


病院敷地内に美術館 入院患者らの心のケアに 兵庫・西宮

アガペ大鶴美術館に展示されている象牙でできた日本一大きな七福神宝船=17日午後、西宮市甲山町(中川三緒撮影)

 兵庫県西宮市甲山町のアガペ甲山病院の敷地内に、「アガペ大鶴美術館」がオープンした。入院患者らに芸術に触れて癒やしを感じてもらうのが目的。象牙でできた日本一大きな宝船や、高さ2メートルもある青銅器など約500点が展示されている。

 病院や教会などを運営するアガペ・グループが創設。「美術に関心があるのに外出できない入院患者のために病院敷地内に美術館を作りたい」と、同グループの大鶴昇理事長(72)が約5年前から構想を練っていたという。

 美術館は4階建てで、外観はスペインのガウディの建築をイメージし、青と緑のタイル張りになっている。入院患者らが車いすなどでも訪れやすいように通路は広めにした。大鶴理事長のコレクションの一部を展示しており、勝海舟や福沢諭吉の直筆の掛け軸、火縄銃など、さまざまなジャンルの展示になった。

 大鶴理事長は「美術品を直に感じて、心を癒やしてほしい。お見舞いに来た人たちと一緒に訪れたりして、リフレッシュしていただければ」と話している。

 火曜休館。午前10時~午後5時。一般1000円、65歳以上、大高生700円、小中学生500円。問い合わせは同館(0798・73・5111)。

このニュースの写真

  • 病院敷地内に美術館 入院患者らの心のケアに 兵庫・西宮

「産経WEST」のランキング