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海底トンネル抜けると、そこは「カジノ」…大阪・夢洲への誘致で鉄道アクセス延伸3案判明 

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海底トンネル抜けると、そこは「カジノ」…大阪・夢洲への誘致で鉄道アクセス延伸3案判明 

整備が検討されている鉄道路線

 大阪府と大阪市が「夢洲(ゆめしま)」(同市此花区)に誘致を進めているカジノを含む統合型リゾート(IR)をめぐり、同市が検討している鉄道整備計画案が17日、判明した。市営地下鉄中央線、JR桜島線、京阪中之島線の3線を延伸して夢洲を結ぶ。18日の府市IR立地準備会議で松井一郎知事や橋下徹市長らが協議した上で進出を希望するIR事業者側に提示し、整備の資金協力を求める方針。

 関係者によると、有力視されているのは地下鉄中央線の延伸案。終点のコスモスクエア駅から既存の海底トンネル「夢咲(ゆめさき)トンネル」(約2・1キロ)を経て新駅「夢洲駅」(仮称)に至る。延伸区間は約3キロで整備費は約540億円。開通すれば、市中心部のJR大阪駅と約30分で結ばれる。

 市は平成12年、大阪五輪招致を念頭に、咲洲や夢洲をつなぐ地下鉄の整備を計画。道路と鉄道併設の夢咲トンネルを建造したが招致に失敗したため、市が約330億円負担した鉄道用トンネルは放置されている。

 また、JR桜島線の延伸案は終点の桜島駅から舞洲(まいしま)を経由して夢洲駅を結ぶ。延伸する約6キロには2本の海底トンネルも含まれ、整備費は約1700億円。さらに京阪中之島線の延伸案では、終点の中之島駅から夢洲駅に至る約11キロの整備に約3500億円必要だ。

 IRが実現すれば、年間約1千万人が訪れるとされる。インフラ整備が急務となる府市は今後さらに詳細を詰め、IR事業者側に資金負担の協力を要請する。

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