産経WEST

【時空スタジアム(6)】1983年・西宮球場 世界の盗塁王vs競走馬 この日は満員スタンドに

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【時空スタジアム(6)】
1983年・西宮球場 世界の盗塁王vs競走馬 この日は満員スタンドに

 時空レース中継の時間です。1983(昭和58)年4月30日。本日のメーン競走は西宮人馬特別であります。人気不足に頭を痛めた阪急ブレーブスが企画した世紀のイベント。

 出走馬は、世界の盗塁王フクモトユタカ(福本豊)。続いて鳴り物入りの現役大リーガー、バンプ・ウィルス。そして注目はジンクピアレス。あし毛の現役競走馬であります。

 外野人工芝コースは良馬場。距離60メートル。合図とともに一斉にスタート! ですが、おおっと? ジンクピアレスの足がいきなり止まってコースを外れてしまった。慣れない人工芝を嫌がっております。ムチが入っても、いうことを聞かない。その横を抜け出したのはバンプだ。写真には写っておりませんが、バンプがぐんぐん差を広げ、1着でゴールイン! 勝ち時計は7秒6でした。

 後にも先にも、この一度だけの珍レース。西宮球場(阪急西宮スタジアム)の観客席は普段の3倍近い2万8千人で埋まり、大いに盛り上がったのでした。

(出崎敦史)

 

 今年2014(平成26)年はプロ野球誕生80年。関西球界のあの日、あのときを写真集「懐かしの球場 関西編」で振り返る。

=続く

「産経WEST」のランキング