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【ビジネスの裏側】「朝食」で宿泊客を取り込め…ホテルがバトル、100種超メニュー、5200円の高級和食も

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【ビジネスの裏側】
「朝食」で宿泊客を取り込め…ホテルがバトル、100種超メニュー、5200円の高級和食も

100種以上のメニューが並ぶホテルニューオータニ大阪の「最強の朝食」=大阪市中央区(沢野貴信撮影)

 健康志向などを背景に、衰える気配のない「朝食ビジネス」。コンビニエンスストアやファストフード店が需要開拓を進める一方で、ホテルでも朝食を充実させる動きが目立ってきた。旅行関連サイトでは味や品ぞろえを競う宿泊施設のランキングが注目を集めており、「宿泊稼働率や客単価アップにつながる」(業界関係者)という。ホテルの“朝食バトル”が熱を帯びている。

高級感で勝負

 「朝食はホテル選びの大きな基準になっている」と、旅行口コミサイトを運営する「トリップアドバイザー」広報の東真菜さんは話す。近年、ホテルの朝食に関する口コミが多数投稿されるようになったことなどを受け、同社は平成22年から年に1回、朝食のランキングを発表している。朝食は今やホテルにとって「料飲部門の売り上げを伸ばす以上に、宿泊客を呼び込む重要な要素だ」という。

 高級感を出そうと各社がこぞって強化するのは食材の質や料理の品ぞろえだ。

 リーガロイヤルホテル(大阪市北区)がこだわるのは、自家精米のごはんや、京都の老舗店と国内の契約農家から取り寄せたみそや野菜など食材だ。これが効果を生み、4月に発表されたトリップアドバイザーのランキングでは、昨年の15位から今年の7位へ急上昇した。

多彩なメニュー

 ホテルニューオータニ大阪(同市中央区)は昨年9月、100種類以上の料理を提供する「最強の朝食」を打ち出した。メニューは和洋という施設が多い中、点心など中華を投入。その場でゆで上げる讃岐うどんなど、グルメ志向のメニューも魅力だ。

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