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JR三ノ宮駅周辺などに津波避難情報板を設置 神戸市

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JR三ノ宮駅周辺などに津波避難情報板を設置 神戸市

三宮駅付近に設置された津波避難情報板の鳥瞰図を解説する青山大介さん=神戸市中央区

 南海トラフ巨大地震に備えて観光客や買い物で神戸を訪れた人らが迅速に津波から避難できるよう、神戸市は27日、JR三ノ宮駅(同市中央区)周辺など市内3カ所に浸水想定区域などを掲載した「津波避難情報板」を設置した。

 兵庫県の想定では、南海トラフ巨大地震で、約80分後に神戸市沿岸部に津波が到達し、市街地が浸水するとされる。このため、地理に不案内な観光客らが安全に避難することを目的に情報板を設置した。

 情報板は高さ2・7メートル、幅2・3メートル。ビルの高低や避難路などが、立体的に把握できる「鳥瞰図(ちょうかんず)」が掲載され、土地勘のない観光客らでも現在位置を確認できるようになっている。また、「より高いところに避難する」など災害時の避難行動ガイドなども載せられている。

 この日、同駅周辺に設置された情報板の除幕式が行われ、市危機管理室の三木敦史・計画担当課長が「情報板が災害時の避難誘導に役立てれば」と話した。

 また、情報板の鳥瞰図を描いた鳥瞰図絵師、青山大介さん(38)=同市西区=は「遠近感がつかみやすいよう地形図ベースで作成。この鳥瞰図が少しでも減災につながればうれしい」と期待を込めた。

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