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【ダンス選手権(上)】「ストリートダンス=不良」のイメージ今は昔、強豪「同志社香里」「箕面」ダンス部の真剣練習…中学「必修化」で認知度一気、学生ダンサーは全国選手権を目指す

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【ダンス選手権(上)】
「ストリートダンス=不良」のイメージ今は昔、強豪「同志社香里」「箕面」ダンス部の真剣練習…中学「必修化」で認知度一気、学生ダンサーは全国選手権を目指す

本番の衣装で練習に励む同志社香里高のダンス部員たち

   大半は女子部員

 米国の路上で誕生したヒップポップなどのストリートダンスが、若者たちの間で根強い人気だ。選手権を主催する一般社団法人「ストリートダンス協会」(大阪市西区)によると、ストリート系などのダンスに取り組む中学、高校のダンス部は近年、急激に増え続け、現在は中学で約300校、高校では約1600校にのぼる。

 昨年の全国大会で9人以下の「スモールクラス」で連覇を果たした大阪府立箕面高(同府箕面市)のダンス部員も、5年ほど前の8倍近い156人にまで膨らんだ。「選手権に参加する中で部員が多くなってきた。ダンスに興味を持つ子が増えている」と顧問の高木克彰教諭は話す。

 同高も含めダンス部員の大半は女子で、サッカーや野球など他のスポーツ部に入りがちな男子はまだ少ないのが現状という。

   仲間とつながり

 ストリートダンスはかつて“不良”と関連づけてみられることもあったが、1990年代のテレビ番組の人気企画「ダンス甲子園」などを通じ、日本でもファン層を確実に広げた。平成24年度から中学校でダンスが必修化されたことも背景に、中学、高校の部活動でも普及。中学女子の人気ランキングでダンス部が上位に入るなど若者の支持を集めた。

 「必修化でダンスに対する世間の見方が変わった。ストリートダンスといえば以前は眉をひそめるような感じだったが、社会で認められてクラブ活動もしやすい」。同志社香里高ダンス部顧問の東久保愛美教諭は、そう説明する。

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