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「変わり者」奇術師だった祖父の生涯とは…孫の女性がルーツ探求、演劇作品に 大阪の「劇団レトルト内閣」が8月末公演へ

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「変わり者」奇術師だった祖父の生涯とは…孫の女性がルーツ探求、演劇作品に 大阪の「劇団レトルト内閣」が8月末公演へ

三名刺繍さんの祖父、金沢天耕さんの写真の複写=大阪市旭区の芸術創造館(村本聡撮影)

 代々続いた呉服屋の仕事をほうり出して奇術に没頭した祖父。「変わり者」と言われていた祖父はどんな人だったのか-。自分のルーツに興味を持った女性が祖父の生涯を調べ、演劇の脚本を書き下ろした。祖父が残した1冊の自伝を手がかりに、見えてきたのは想像とは違った人物像。孫が見つめた祖父の姿は8月下旬、大阪の若手演劇団「劇団レトルト内閣」の公演で描き出される。

 女性は劇団で脚本、演出を手がける大阪市在住の三名刺繍(みなししゅう)=本名・金沢寿美(としみ)=さん(35)。明治42年に和歌山市で生まれ、平成7年に86歳で死去した祖父、孝さんの自伝を市内の叔母宅で偶然見つけたのは今年3月だった。

 脳裏に残る祖父は、和歌山の父の実家の四畳一間で手品をする姿。小学生のころ、祖父の手の中で1本ずつ増えていくたばこを見ながら手品好きとは感じていた。しかし、「昔は裕福だったのにあの人のせいで転落した」「店の金を勝手に持っていった」という親族の声も耳にし、「祖父は道楽者でだめな人だと思っていた」という。

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