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希少種「カイツブリ」のひな誕生 滋賀の琵琶湖博物館

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希少種「カイツブリ」のひな誕生 滋賀の琵琶湖博物館

誕生したカイツブリのヒナと親鳥(滋賀県立琵琶湖博物館提供)

 滋賀県草津市の県立琵琶湖博物館で、県鳥「カイツブリ」のヒナ3羽が誕生し、同館・水族展示室で公開されている。ヒナが泳いだり親からエサをもらったりする愛らしい姿が、訪れた人たちを楽しませている。同館でカイツブリのヒナが生まれたのは5年ぶり。

 カイツブリは、全国各地の湖沼に生息する水鳥。古くから琵琶湖周辺でもみられ、県鳥に制定されている。しかし近年は巣の材料となるヨシが減り、ヒナが外来魚に食われるなどして琵琶湖周辺での生息数が減少。県レッドデータブックで希少種となっている。

 同館では平成8年の開館当初からカイツブリの飼育・展示を手がけ、現在は成鳥4羽がいる。このうちのつがい1組が今年5月下旬、水槽内のヨシを使って巣作りを開始。その後、産卵が確認され、7月下旬にヒナ3羽が孵化(ふか)した。現在体長約10センチ。元気に泳ぎ回ったり、親鳥からエサを口移しで食べさせてもらったりしている。埼玉県川口市から訪れた中学1年、鈴木渚彩さん(13)は「ヒナが一生懸命水中に潜ろうとしている姿がかわいい」と話していた。

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