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劇薬の「プロポフォール」1本紛失 神戸中央市民病院

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劇薬の「プロポフォール」1本紛失 神戸中央市民病院

 神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)は25日、病院内で保管していた劇薬の鎮静剤「プロポフォール」1本(50ミリリットル入り)を紛失したと発表した。同量を一気に静脈投与した場合、呼吸困難などを引き起こす恐れがあるという。

 病院によると、紛失したプロポフォールは未開封で、緊急用として脳卒中集中治療病棟のナースステーション内の保管庫に入れられていた。点検係の薬剤師が保管庫内にあるのを24日に確認したが、25日の点検の際には、保管庫の鍵が開いており、瓶がなくなっていた。薬剤を使用した際に記録する使用簿にも使用履歴は記載されていなかったという。

 鍵の暗証番号は、同病棟などの看護師や薬剤師ら約40~50人が把握。病院は関係者らに聞き取りを行っており、「置き忘れた可能性もあるが盗難の可能性も否定できない」として、兵庫県警神戸水上署に相談している。

 同薬剤をめぐっては、今年2月、東京女子医大病院(東京都)で、男児(2)が手術後に過剰投与されて死亡する医療事故が発生している。

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