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祇園祭・蟷螂山の創始者はあの「外郎家」 子孫も参列

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祇園祭・蟷螂山の創始者はあの「外郎家」 子孫も参列

 京都・祇園祭で前祭(さきまつり)の山場となった17日の山鉾巡行。大カマキリのからくりで知られる蟷螂(とうろう)山には、山の創始者で知られる外郎(ういろう)家の子孫、外郎武さん(52)=神奈川県小田原市=が参列した。

 外郎家は中国の明から訪れた渡来人の家系。陳外郎大年宗奇(ちんういろうたいねんそうき)「が室町幕府3代将軍、足利義満の招きで京に住むようになった。外郎家の技術で薬や菓子を作ると「ういろう」として評判を呼び、財を築いた。

 大年宗奇は永和2(1376)年、自分の力を顧みず強敵に立ち向かう中国の故事「蟷螂の斧」にちなんで蟷螂山を創設。その後も援助を続けたという。

 外郎家は16世紀初めに北条早雲の招きで小田原に定住するようになり、京との交流も途絶えたが、平成23年に蟷螂山保存会の呼びかけで約500年ぶりに巡行に参列していた。

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