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ユネスコ無形文化遺産「那智の田楽」 参加者が練習に汗 和歌山・熊野那智大社
14日に熊野那智大社(和歌山県那智勝浦町)の例大祭扇会式「那智の火祭」で奉納される「那智の田楽」の練習が、同大社で行われ、参加者たちは汗をにじませながら取り組んでいる。
那智の田楽は、約600年前に京都から伝わったとされ、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈って踊る伝統芸能。特有の楽器「ビンザサラ」や「締太鼓」を打ち鳴らしながら、笛の音に合わせて22節を円形に回ったり2列に並んだりして陣形を変えながら、約40分かけて踊る。
昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定され、平成24年12月にはユネスコの無形文化遺産に登録された。
今年からビンザサラ役を務める同町の団体職員、田代真平さん(36)は「音に手足を合わせて踊るのが難しいですが、みんなと作り上げるところにやりがいがあります」と話していた。
那智田楽保存会会長で同大社の朝日芳英宮司は「若い人が熱心に練習して伝統を引き継いでもらい、大変頼もしい」と話していた。
