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【新・関西笑談】日本一のチーム作り(4)世界の王監督は礼状もサインも「即座」 本当の格好良さを学んだ

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【新・関西笑談】
日本一のチーム作り(4)世界の王監督は礼状もサインも「即座」 本当の格好良さを学んだ

■オリックス球団副本部長兼編成部長・加藤康幸さん

 --本格的な野球経験はなくて、学生時代はテニス選手だったんですね

 加藤 ただ、日の丸をつけるような選手じゃないというのは、自分でも分かっていました。トレーナーとか、コーチングに興味があったんです。

 例えば、テニスのコーチングにしても、ビギナーに教える「打つ」と、上級者に教える「打つ」は違うじゃないですか。コーチの仕事って、相手に合わせてどう言えばいいのか。野球でも、口でのコミュニケーションが普通じゃないですか。指導の上で、適正な言葉とは何かと思いました。

 --入社したダイエーでは、最初は陸上部へ

 加藤 入社したら、すぐに「稚内に行け」。そこで陸上部が合宿していたんですよ。(日本陸連終身コーチ、当時はダイエースポーツ顧問の)高橋進さんについたんです。君原健二さん(メキシコ五輪男子マラソン銀メダル)や中山竹通さん(ソウル、バルセロナ五輪でいずれも男子マラソン4位)といった日本を代表するマラソンランナーを育てた名物コーチで、そのときはもう結構な“おじいちゃんコーチ”でした。

 周りからは「難しい人」「大変だよ」って、よく言われたんですけど、僕はそんなことなかったんですよね。選手のスカウティングに行くので、一緒に旅したんですが、ストップウオッチも持たないで、選手が1キロを走るのを見て「何分何秒」って言うんですよ。計ってみたら全く間違っていない。ビックリしました。

 --高橋さん、星野さん、王さんと、その世界では、すごい実績を持った人ばかりですね

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