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【山中教授論文】14年前の論文にネットで疑義 「内容に問題なし」も一部データ散逸で陳謝

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【山中教授論文】
14年前の論文にネットで疑義 「内容に問題なし」も一部データ散逸で陳謝

 京都大iPS細胞研究所は28日、所長の山中伸弥教授が平成12年に発表した論文に疑義があるとの外部指摘を受け、山中教授自身からの申し出を受けて調査を行った結果、論文の報告内容には問題がないとする見解をまとめ、公表した。

 山中教授は同日、同研究所(京都市左京区)で会見し、15年前にまとめた論文の生データの一部が見当たらなくなっていることを明らかにし、「研究結果には自信を持っている」としながらも「日本の科学者の見本とならねばならない立場であることは十分理解している。その中で過去のこのような論文に使っている生データが自分の資料から発見できないことは、研究者として、心から反省している」と陳謝した。

 問題の論文は、山中教授が12年に「EMBOジャーナル」に発表したもので、ES細胞の分化において重要な役割を果たす「NAT1」という遺伝子の機能を解析した論文。

 この論文で使用された2つのNAT1細胞の画像が類似している▽使用されたデータの数値が似通っている-の2点について平成25年3月末ごろから、日本のインターネットサイト上で指摘されていたという。

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