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【衝撃事件の核心】「武田薬品」衝撃「懲罰賠償6100億円」はわずか45分で評決された…武田反発「全面対決する」糖尿病治療薬「がんリスク」隠し訴訟

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【衝撃事件の核心】
「武田薬品」衝撃「懲罰賠償6100億円」はわずか45分で評決された…武田反発「全面対決する」糖尿病治療薬「がんリスク」隠し訴訟

 武田薬品工業が糖尿病治療薬「アクトス」の発がんリスクを隠していたとして、米連邦地裁の陪審が出した60億ドル(約6100億円)もの懲罰的賠償金の支払いを命じる評決が波紋を呼んでいる。評決は判決ではなく、賠償が決まったわけではないが、賠償金は過去最大級で、武田株が急落するなどの「騒動」に発展。武田では“稼ぎ頭”として経営を支えたアクトスの後継薬が開発中止に追い込まれており、事業環境も厳しい。6月のクリストフ・ウェバー最高執行責任者(COO)の社長就任を前に、武田は大きな壁にぶち当たっている。

賠償額は提携先合わせ1兆円規模…!!

 裁判は、アクトスの投与が原因でぼうこうがんになったと主張する米国人男性が、武田を相手取り起こした。原告側は、武田がアクトスとぼうこうがんの関連性についての情報提供を怠ったと主張していた。

 アクトスをめぐっては米食品医薬品局(FDA)が2010年、服用でがんにかかる危険性が高まる恐れがあると発表。だが武田は、「がん発症リスクを隠した認識もなく、がんを引き起こす確かな根拠もない」と反論している。

 結局、米ルイジアナ州ラファイエットの連邦地裁の陪審は、武田だけでなく販売提携する米イーライ・リリーにも30億ドル(約3100億円)の賠償支払いを求めた。武田の分と合わせると90億ドル(約9200億円)にも上る。

高額の「懲罰的賠償」額はわずか45分で決定!?

 懲罰的賠償は、高額の賠償金を出させることで、加害者を「懲らしめる」と同時に、同様の事態を引き起こせば多額の賠償が求められることを世間に知らせ、再発防止につなげるのが目的だ。

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