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【関西の議論】“映画館で一緒に歌う”『アナと雪の女王』で本格解禁…客席参加型「シング・アロング」日本で根付くか

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【関西の議論】
“映画館で一緒に歌う”『アナと雪の女王』で本格解禁…客席参加型「シング・アロング」日本で根付くか

 映画館で歌おう-。今年のアカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞した、公開中のディズニー・アニメーション映画「アナと雪の女王」の“歌詞字幕付き”の上映が、4月26日から大阪のTOHOシネマズ梅田など一部劇場で行われる。歌詞の字幕がついた本編上映に合わせ、観客が一緒に歌うことができる形式。「客席参加型」という新たな映画館のあり方への大規模な挑戦に、関係者たちも期待を寄せている。(橋本奈実)

海外では常識?

 映画の上映に合わせて観客が一緒に歌うことができる形式は「シング・アロング」と呼ばれ、海外では数多く実施されてきている。だが、これまで日本で行われることは少なかった。

 「アナと雪の女王」の宣伝プロデューサーである、ウォルト・ディズニー・ジャパンの廣村織香さんは「日本人はシャイなので。(シング・アロングは)日本の文化的にはどうかな、と。当初は、われわれもそう思っていました」と話す。

 「アナと雪の女王」のシング・アロング版は、すでに米国や韓国などで上映され、好評を博していたものの、世界でラストの公開となる日本での実施予定はなかった。

 だが、名曲の数々が、そのシャイな日本人の心を開いたようだ。映画鑑賞後、歌を口ずさみながら、劇場を後にする人が続出。「一緒に歌いたい」という観客の声に応え、“黄金週間”の特別企画として「歌える上映」を行うことを決めたという。

見知らぬ人たちと「観て」「歌う」 新たな可能性

 作中に登場する全9曲の歌の場面に歌詞の字幕が入り、カラオケのように歌う部分の色が変わり、歌いやすくする工夫を施している。日本語吹き替え版は、日本語の歌詞が付く。オリジナル版には本編の日本語字幕に加え、歌の場面で英語の歌詞が表示される。どちらのシングアロング版を上映するかは劇場によって異なる。

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