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【岡田敏一のエンタメよもやま話】記事3分間で完成“ロボ-ジャーナリズム”…あらゆる職業の半数が機械任せとなる“驚愕の未来”

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【岡田敏一のエンタメよもやま話】
記事3分間で完成“ロボ-ジャーナリズム”…あらゆる職業の半数が機械任せとなる“驚愕の未来”

〝コンピューター記者〟がロサンゼルス・タイムズ紙に地震速報の記事を書いたことを伝える米経済系ニュースサイト、ビジネス・インサイダー。実際、こんなロボットが原稿を書いたわけではないが、アルゴリズム技術を駆使して原稿を書く〝コンピューター記者〟は今後、世界中のメディアで増えるのは間違いないと言われている…

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 この仕事を長く続けていると大抵のことには驚かなくなるものですが、さすがにこのニュースにだけは驚きました。

 メディア業界も“エンターテインメント”というわけで、2012年7月29日付の本コラムでは、米国のメディア業界では“コンピューター記者”が大活躍しているというお話をご紹介しました。

 企業の決算発表やスポーツ記録といったデータを「アルゴリズム」(コンピューターを使って特定の目的を達成するための処理手順)の技術を駆使して、自動的に記事化してくれる“コンピューター記者”が米国で大活躍しているというお話です。

 とはいえ、そのコラムを書きながら「企業の決算発表やスポーツ記録は確かに定型化された記事の中でも最も単純なものだから、ま、アルゴリズムの技術で記事にしてしまうのは簡単だろうけど、普通の記事を“コンピューター記者”が書くのはまだまだ先の話だろうなあ…」と思ったのも事実です。

 だがしかし。このコラムが当MSN産経westにアップされてからちょうど約1年8カ月後の今年3月17日、大変なことが起こりました。世界で初めて“コンピューター記者”が書いた立派な新聞記事がネットにアップされたのです。世界のメディア業界にとってこの日は将来、忘れられない日になるでしょう。

 問題の記事は米紙ロサンゼルス・タイムズがこの日の午前7時53分にアップした地震発生に関するニュースです。しつこいようですが企業の決算発表やスポーツ記録ではありません。ちゃんとした新聞記事です。ちなみに記事はこんな感じ(http://www.latimes.com/local/lanow/earthquake-27-quake-strikes-near-westwood-california-rdivor,0,3229825.story#axzz2wm37uCE2)で、直訳するとこうなります。

◇    ◇

 米地質調査所によると、月曜日(3月17日)、ウエストウッドの西4マイル(6・4キロメートル)の地点でマグニチュード2・7の余震があった。地震は午前7時23分(太平洋標準時)、深さ4・3マイルの地点で起きた

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