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土産物どうしよう…アリバイ横丁、63年の歴史に幕 最後まで残った「鳥取」など3店

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土産物どうしよう…アリバイ横丁、63年の歴史に幕 最後まで残った「鳥取」など3店

 大阪・キタの阪神百貨店梅田本店北側の地下街で全国各地の特産品を販売してきた店舗街「ふるさと名産」が29日、63年の歴史に幕を下ろした。

 昭和26年オープンの「全国銘菓名物街」が前身で、ピーク時は41都道府県の店が営業。奥行きわずか数十センチ、幅3~6メートルの店がずらりと並び、現地に行かなくても土産物が買えるため「アリバイ横丁」と呼ばれた。

 しかし、従業員の高齢化や客足の低下とともに店の数も減少。昨年春ごろ、阪神百貨店の建て替え工事に伴う地下道拡幅が決まり、店舗街の閉鎖が決まった。先月末に宮崎、香川の2店が閉店し、鳥取、島根、長崎・佐賀の3店が最後まで残っていた。

 最終日も多くの買い物客の姿が見られ、長崎県の店に訪れた同県出身という兵庫県芦屋市の主婦(75)は「子供の頃からよく買い物に来た思い出の場所。もう来られなくなるなんて涙が出そう」と話していた。

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