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【関西の議論】国内外に広がるネット媒体『みんなの経済新聞』の“増殖力”…大手紙にない目線、若い記者らが情報発信

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【関西の議論】
国内外に広がるネット媒体『みんなの経済新聞』の“増殖力”…大手紙にない目線、若い記者らが情報発信

 東京・渋谷で誕生した地域密着型のインターネット新聞「みんなの経済新聞(みん経)」が、国内外に次々とネットワークを広げ注目されている。若い記者たちが住民目線でローカルネタを取材し、地元の魅力をPRする記事として掲載。地域ごとに「シブヤ経済新聞」「奈良経済新聞」などの媒体があり、いずれも収益をあげることを目的とせず、地域経済を伝える無料のウェブサイトとして運営している。関西では京都・烏丸、なんば、姫路などに続き昨秋、和歌山にも誕生。まだ知名度がないため取材先で“不審”に思われることもあるというが、記者たちは「地方の横顔を書きたい」との思いを胸に取材に励んでいる。(和歌山支局 益田暢子)

編集会議をのぞいてみたら…

 ある平日の夜、和歌山市内のビルの一室で編集会議が行われていた。 

 「これ、ネタになるかなぁ」「その話は書きやすそう。採用!」

 部屋の真ん中に置かれたテーブルで意見を交わすのは20~30代の若者5人。コーヒーを片手に、手元のノートパソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)を巧みに使いこなし、和歌山県内のイベント情報から取材候補を選んでいく。

 集まったのは、みん経ネットワークの一媒体として昨年10月に創立した「和歌山経済新聞」の記者たち。記者といっても本業はウェブデザイナーや書店員、団体職員などさまざまで、休日や空き時間を使って、自前のカメラを手に取材に出かける。取材するのは基本的に自分が興味のある分野だというが、それをどうやっておもしろく伝えるかが難しいところ。

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