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「大阪の恩人」五代友厚の生涯、映画化へ 来年公開目指し、大阪の顕彰団体が準備

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「大阪の恩人」五代友厚の生涯、映画化へ 来年公開目指し、大阪の顕彰団体が準備

 明治11年には大阪商法会議所(現大阪商工会議所)や大阪株式取引所(同大阪証券取引所)を設立して初代会頭を務めるなど、維新の混乱で疲弊する大阪経済の立て直しを牽引した。数々の功績を残し、同18年に49歳で死去した。

 原作として採用するのは、広島県福山市在住の作家、黒川十蔵さん(63)が描いた歴史小説「幕末を呑みこんだ男 小説・五代友厚」(産経新聞出版)。物流コンサルタントの経験もある黒川さんは 「潔い生き方は、知るほどに面白い。維新期の五代の活躍が今の大阪経済を形作る要因となった歴史を描いた」と話している。

 五代塾は平成22年、五代の精神を学ぼうと経営者らが設立。小久保芳典事務局長は「大阪が忘れてはいけない歴史を、改めて顕彰したい」と映画化の意義を強調する。五代が薩摩出身とあって映画化には「関西鹿児島県人会総連合会」も注目。徳永幸彦副会長は「鹿児島と大阪の連携で映画化を実現してほしい」と期待を寄せている。

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