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【暮らしのハテナ】すんなり乗りこなせる親子の“魔法の自転車教室”、その秘密は

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【暮らしのハテナ】
すんなり乗りこなせる親子の“魔法の自転車教室”、その秘密は

 新年度を前に、補助輪を外して自転車に乗れるようになりたい、という子供は多いだろう。けれど、練習中、何度も転ぶうち、親も子もくじけそうになってしまう。わずか1日で乗れるようになるという、堺市の“魔法の自転車教室”の講習に参加し、専門家に、自転車に上手に乗れるようになるコツを聞いた。(横山由紀子)

予約は2カ月待ち

 先月19日の午前9時。どんよりした冬の曇り空の下、堺市堺区の大仙公園に、5~6歳の幼児と保護者約30人がやや緊張した面持ちで集まっていた。

 この日は同園内にある自転車博物館サイクルセンター主催による「自転車の乗り方教室」を開催。補助輪を外して乗れるようになることを目指し、午後3時まで約6時間の講習を受けるのだ。

 指導員を務めるのは自転車部品メーカー「シマノ」(同市)のOB。6時間の講習でほとんどの参加者が自転車に乗れるようになるという実績を持ち、“魔法の自転車教室”と呼ばれ、予約が2カ月待ちという人気の教室だ。

 「自転車と友達になろう。絶対に乗れるようになるから」という指導員の励ましを受け、まずは、ペダルを外した自転車にまたがり、バランス感覚をつかむ練習。地面を蹴って進み、蹴って進み、を何度も繰り返し、慣れたところでペダルをつける。すでにバランス感覚が身に付いているので、すんなりとペダルを踏み込めるようになる。といっても、片足をすぐついてしまうが、バランス感覚が養われているので、じきに両足でペダルがこげるようになる。そうなると、子供の目が輝きだす。

何度練習してもダメだったのに…

 大阪府岸和田市の西川椋汰朗君(6)は3時間で乗れるようになった。父親(36)は、「これまで、後ろから後部座席を支えて何度も特訓したのですが無理でした。こんなに早く乗れるようになるなんてすごい。仕事を休んで連れてきた甲斐がありました」と喜ぶ。

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