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パナソニック、いつの間に「航空会社」に!? 旅客機向けAV機器を強化 シェア8割を確保

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パナソニック、いつの間に「航空会社」に!? 旅客機向けAV機器を強化 シェア8割を確保

 旅客機の座席に備え付ける映像・音響(AV)機器の販売をパナソニックが強化している。関係者によると、航空機向けのAVシステムの世界シェアは8割近くを占めることが分かった。家庭向けのAV機器事業で苦戦する中、新興国の航空需要の高まりと格安航空会社(LCC)の相次ぐ参入を追い風に安定的な収益源につなげる考え。

 価格競争に左右されにくい法人向けビジネスに力を入れるパナソニックの戦略の一環。航空産業での取引は、安全上の観点から過去の実績が重視される傾向が強いため、老舗メーカーとして営業基盤を固めやすいとみている。      

 現在パナソニックは、機内座席の液晶ディスプレーやリモコンのほか、映像コンテンツやゲームの提供、機器の点検・修理も請け負っている。今後は、ビジネス客からの要望の多い無線LANシステムやスマートフォン(高機能携帯電話)に対応した機器の導入やLCCの小型機の座席でも使いやすい薄型ディスプレー開発に力を入れる方針だ。

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