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【岡田敏一のエンタメよもやま話】「ディズニーはデブに冷たい」ぽっちゃりお姫さま登場を訴えた米女子高生、世界3万人が賛同した“理由”

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【岡田敏一のエンタメよもやま話】
「ディズニーはデブに冷たい」ぽっちゃりお姫さま登場を訴えた米女子高生、世界3万人が賛同した“理由”

 2月16日の本コラムで、ステレオタイプな既成概念にとらわれず、さまざまな身体的特徴を誇示し、自己主張するリアルなマネキン人形が欧米で脚光をあびているというお話をご紹介しましたが、今回も、こうした動きに関連した欧米での興味深いエンターテインメント絡みのお話をご紹介いたします。

 米ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオといえば「白雪姫」(1937年)や「シンデレラ」(1950年)といった、すらりとした美しいお姫さまが主人公のアニメ映画を数多く世に送り出したことで知られていますが、そんな同スタジオに対し、米国在住のぽっちゃり体形の女子高生が「私のようなぽっちゃり体形のお姫さまをディズニー・アニメに登場させてください」と訴える請願活動をネット上で展開したところ、何と全世界から3万人以上の賛同者が集まったというのです。

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 2月6日付英紙ガーディアンや2月4日付米誌タイム(いずれも電子版)などが報じていますが、この女子高生は米バージニア州ファームビルに住むジュエル・ムーアさん(17)です。1月末から米請願サイト「チェンジ・ドット・オルグ」で「すべてのボディーは美しい」と題した活動を始めています。

 自身を「ぽっちゃり体形の女の子」と評するムーアさんはこのサイトで「私と同じような(ぽっちゃり体形の)女性たちの多くは、自信を持とうと苦闘する一方、メディアが自分たちを良きキャラクターとして報じてくれることを望んでいます」と説明。

 「ディズニーがこれまでのお姫さまのように快活で素晴らしく、忘れ難いぽっちゃり体形の主人公を作ってくれれば、自分は醜いと感じている多くのぽっちゃり体形の女の子のためになると思います」と明言しました。

 さらに「子供の自信はメディアの報じ方と大きな相関関係を持っているが、メディアが良きキャラとして報じるぽっちゃり型女性は皆無です。大きな影響力を持つディズニー映画がこれを実行すれば、世界中に素晴らしいプラス効果がもたらされます」と訴え、ぽっちゃり型女性のお姫さまの採用を促しました。

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