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【堺連続強殺公判】「極刑を受け入れることが最低限の償いだ」遺族らが意見陳述

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【堺連続強殺公判】
「極刑を受け入れることが最低限の償いだ」遺族らが意見陳述

 平成23年に堺市で象印マホービン元副社長と主婦を相次いで殺害したなどとして、強盗殺人罪などに問われた無職、西口宗宏被告(52)の裁判員裁判の公判が26日、大阪地裁堺支部(森浩史裁判長)で開かれ、遺族らが「死をもって償うことを望む」などと意見陳述した。

 施設に入る妻を献身的に介護していた象印マホービン元副社長、尾崎宗秀(そうしゅう)さん=当時(84)=のめいは「おじは『妻のためにも一日でも長く生きなければ』と言っていた。おばを置いていくことがどれだけ悲しく、無念だっただろう。(被告が)どんな償いをしても許すことはできない」と声をふるわせた。

 主婦、田村武子さん=当時(67)=の夫は「自分の命だけを惜しむことなく、極刑を受け入れることが最低限の償いだ」。被害者参加制度を利用し、すべての公判に参加してきた田村さんの長男は「反省は何一つ伝わってこない。命一つでは納得できないが、死をもって償うことを強く望みます」と述べた。

 午後には検察側が求刑して結審。判決は3月10日に言い渡される予定。

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