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【衝撃事件の核心】裁判所に「非常に軽率」と指摘されたデヴィ夫人…ブログで「大津いじめ自殺」にモノ申し、アクセス急増も掲載写真は無関係な女性

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【衝撃事件の核心】
裁判所に「非常に軽率」と指摘されたデヴィ夫人…ブログで「大津いじめ自殺」にモノ申し、アクセス急増も掲載写真は無関係な女性

 その後、女性が知人から状況を心配する電話を受けたり、勤め先に事実関係の問い合わせが来たりした。耐えかねた女性は同8月3日、謝罪文の掲載や慰謝料を求め、訴訟を起こした。

“踊る”不確定情報

 女性は大津市のいじめ問題とは無関係の人物だった。それにも関わらず、なぜ一連の騒動に巻き込まれたのだろうか。

 判決によると、問題の写真は、加害者とされる少年の親族と女性が共通の知人と再会した際に撮影された。この知人は23年2月、ブログに加害者とされる少年の親族と女性の名前を記載して、写真を掲載。再会を喜ぶごくありふれたブログの記事だった。

 事態が急変したのはいじめ問題が発覚した24年7月初旬。同月7日、ネット上の掲示板などで、写真の男性が加害者とされる少年の親族とみられるとしてこの写真が転載されると、翌8日には、別のブログサイトで、写真とともに加害者とされる少年の母親が、この女性とする記事が掲載された。そして、同10日には、デヴィ夫人のブログにも取り上げられた。

ブログで名誉毀損を認定

 女性側は裁判で、ブログを普通に読めば、写真の女性が母親だと勘違いすると主張。掲載前は1日数万件だったデヴィ夫人のブログのアクセス数は1日200万~780万件に急増しており、社会的評価を著しく低下させ名誉毀損に当たると指摘した。

 一方、デヴィ夫人側は、写真の女性が母親であると述べていない▽加害者とされる少年の親族の写真を掲載する趣旨で掲載し、女性が加害者とされる少年の母親と言及する意図はない-などと反論した。神戸地裁が和解を持ちかけたが成立せず、司法の判断に委ねられることとなった。

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