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【大阪から世界を読む】住民の前で銃殺、強制離婚、追放、北朝鮮の「1万人大粛正」…張成沢親族も根絶やし「余毒“消毒”」の“非人間性”

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【大阪から世界を読む】
住民の前で銃殺、強制離婚、追放、北朝鮮の「1万人大粛正」…張成沢親族も根絶やし「余毒“消毒”」の“非人間性”

 「北は国家反逆罪には連座罪を適用している」(韓国政府関係者)といい、2、3等級には、処刑された人物の遠い親戚でも親しかった人物が分類され、4等級は親戚の親戚などが該当しているもようだ。

 「余毒清算」は張成沢氏が関与した中国など海外で運営していた食堂の関係者などにもおよび、1週間程度の調査で解放された人もいるが、2カ月間も調査を受けている人物もいると関係者は話している。

張成沢氏の流れ組む部隊は総入れ替え

 こうした影響を受けてか、北朝鮮の政府関連機関や軍部などの人事異動が頻繁に報じられている。

 朝鮮中央通信が4日伝えたところでは、北朝鮮の朝鮮民主女性同盟の第66回総会が3日に平壌で開かれ、委員長を務めてきた盧成実氏が「事業上の関係」を理由に解任されたと伝えた。盧氏更迭の背景は不明だが、韓国では、関係者粛清の一環の可能性があるとの見方もある。

 北朝鮮情報を扱う韓国のニュースサイト「デイリーNK」によると、粛清の矛先は軍部にも向けられているという。張成沢氏と関連があるとされる570軍部隊が最近全員交代した。部隊長は処刑され、軍人も処罰を受けたり別の部隊に異動させられたと、消息筋の話として伝えた。

 570軍部隊は平安南道孟山に駐屯し、自転車、スキー、競馬部隊で編制され、ゲリラ戦を遂行する数少ない特殊部隊だという。張成沢氏の軍関連の人物が570部隊を管理していた可能性があるという。ゲリラ戦を展開する570部隊は量の装備を外部から購入する必要があるため、傘下に外貨稼ぎの企業所をもっていたとされる。

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