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【大阪から世界を読む】住民の前で銃殺、強制離婚、追放、北朝鮮の「1万人大粛正」…張成沢親族も根絶やし「余毒“消毒”」の“非人間性”

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【大阪から世界を読む】
住民の前で銃殺、強制離婚、追放、北朝鮮の「1万人大粛正」…張成沢親族も根絶やし「余毒“消毒”」の“非人間性”

 これらの報道に関連して、北朝鮮の玄鶴峰駐英大使は英スカイニューズ・テレビのインタビューに応じ、張成沢氏について「銃殺だった」と語ったうえで、「(張成沢氏が)2009年には460万ウォン(約6億4千万円)を使い込むなどし、重い罪を犯した。権力を乱用し、国家経済に損害を及ぼした」と指摘した。張成沢氏の家族も処刑されたとの情報については「彼の家族が罰を受けたか否かは知らない」と話した。

4等級に分け、一族を根絶やしに…掃討作業続く

 一方、中央日報によると、北朝鮮の国家安全保衛部などの公安機関が張成沢氏勢力に対する掃討作業を続けていると報じた。「余毒清算」作業だという。現在も張成沢氏の親戚(しんせき)や部下に対する調査が続行中だ。調査対象は約1万人にのぼり、6月ごろまで行われるとみられている。

 公安当局は、張成沢氏の周辺人物を4つの等級に分け、調査を実施。張成沢氏の夫人、金敬姫氏は含まれていないものの、張成沢氏に与(くみ)する勢力を完全に掃討するという。

 1等級の調査対象は、張成沢氏自身と、張成沢氏の5人の兄弟や姉妹など直系の親族約100人。処刑されたおいの張勇哲駐マレーシア大使や妻、全泳進駐キューバ大使も含まれ、さらに、処刑された李龍河氏、張秀吉氏ら仕事上で上下関係にあった人物も1等級だという。国家安全保衛部が集中調査しており、一部は政治犯収容所に収監されたとされる。

張成沢氏の流れ組む部隊は総入れ替え

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