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【大阪から世界を読む】「連続殺人容疑者」に転落したアメフト「ヒーロー」の“素行”…「スーパーボール」出場のスター選手が堕ちた奈落の底

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【大阪から世界を読む】
「連続殺人容疑者」に転落したアメフト「ヒーロー」の“素行”…「スーパーボール」出場のスター選手が堕ちた奈落の底

 ヘルナンデス被告は無罪を主張したが、逮捕・起訴後には、過去の殺人事件への関与という新たな疑惑が発覚した。

トラブルメーカー

 NFLのホームページやスポーツ専門局ESPN(電子版)などによると、ヘルナンデス被告は身長185センチ、体重111キロの体格を生かしたプレーが持ち味。足も速く、レシーバーとなるタイトエンド(TE)として、フロリダ大学時代から注目される存在だった。

 10年にペイトリオッツ入りし、同年には7試合に出場。翌年には、同じTEのロブ・グロンコウスキ選手とコンビを組み、チームのスーパーボール出場に貢献した。12年も10試合に出場。それらの活躍と、今後の期待を込め、13~18年までの5年間で最大4千万ドル(約40億円)の報酬を得る契約を締結した。

 この際、ヘルナンデス被告は、亡くなったチームのオーナー夫人の冠がついた基金に5万ドルの寄付を申し出たという。心優しきスター選手候補…。まさに順風満帆だった。

 ただ、そうした華やかな経歴の一方で、“問題がある”選手としても知られていた。両腕には入れ墨が施され、右胸にはトランプカードとサイコロの入れ墨。NFL入りする際のドラフト指名では、選手としての能力は高く評価されながら、「素行に問題がある」と指摘された。

 父親は出身地コネティカット州ブリストルの「実力者」として知られ、叔父はストリートファイトをたびたび起こし、数々の犯罪にも関与。ヘルナンデス被告自身もトラブルが絶えず、07年3月にはレストランで支払いをめぐって店員とトラブルとなり暴力沙汰になった。

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